ケインズの投資-39 一般的意見と反対の立場をとること Keynes’ Investments-39 Go contrary to general opinion
一般的意見と反対の立場をとること ”Go contrary to general opinion” 1940年代のカレッジの基金の運用について、シティのバンカーでもあるジャスパー・リドリーとのやり…
~ 株式会社ゼネラル・カラー・サービス 中湖康太 経済文化コラム ~
一般的意見と反対の立場をとること ”Go contrary to general opinion” 1940年代のカレッジの基金の運用について、シティのバンカーでもあるジャスパー・リドリーとのやり…
キングス・カレッジ・エステート委員会への覚書 1938年5月8日 (続き) 以下は、「キングス・カレッジ・エステート委員会への覚書」(1938年5月8日)の後半。 バリュー投資の先駆者ケインズ ここで、ケインズは、投資の…
カレッジのアウトパフォーマンスと大きな過ち 以下は、R.F.カーンへの手紙(1938.5.5)に続いてのキングス・カレッジ・エステート委員会への正式な覚書(1938.5.8)だ。ケインズは、3つの表に基づいて、カレッジの…
信用循環投資の発明者ケインズ R.F.カーンへの書簡(1938.5.5)は、ニューヨークダウが前年7月から3月に50%近く下落した後のもの。 金利の一般理論と信用循環投資 ケインズは、経済学者として、とくに金利に関して深…
厳選され程よく分散された少数銘柄への集中投資のすすめ [プロヴィンシャルのための覚書 (38.3.7) 続き] 3つの機関:類似性と違い ケインズは、自らが関わる3つの機関、キングス、ナショナル・ミューチュアル、プロヴィ…
インデックス化した3社比較 ケインズのプロヴィンシャルのためのパフォーマンス評価が続く。ケインズは、3つの生命保険会社(プロヴィンシャル、ナショナル・ミューチュアル、プルデンシャル)のパフォーマンスを、①簿価に対する市場…
キングス・カレッジのファンド-II が米国株を含み最もアクティブ 規模がパフォーマンスに影響との示唆 ケインズが関わった、キングス・カレッジ、ナショナル・ミューチュアル、プロヴィンシャルの投資パフォーマンスの比較を行って…
シティでの活動 事後評価-1 事後評価の重要性 下記は、ケインズがプロヴィンシャル保険会社のために書いた覚書 (1938年3月7日付)。これは、投資会社の役員としては、当たり前のことかもしれないが、ケインズは常に自己が関…
ケインズの美人投票説とバリュー投資の確立 ケインズの経済学と投資活動 投資家としてのケインズは、個人での投資の他に、母校キングスカレッジ、シティではナショナル・ミューチュアル、プロビィンシャルという保険会社の資産運用に役…
追伸 結論は変わらず、むしろ強める つむじ曲がり?の1945年イギリス総選挙 イギリスでは終戦時1945年7月5日に総選挙が行われた。大戦を勝利に導いた保守党のチャーチルが敗れた。労働党が単独過半数の議席を獲得し、労働党…