英訳 新古今和歌集240 夏-1 Shinkokin Wakashu – Summer-1 かへり来ぬむかしを今とおもひ寝の 夢の枕に匂ふたちばな
英訳 新古今和歌集-240 夏-1 Shinkokin Wakashu (New Collected Poems of Ancient and Modern Times of Japan)-240 Summer-1 …
~ 株式会社ゼネラル・カラー・サービス 中湖康太 経済文化コラム ~
英訳 新古今和歌集-240 夏-1 Shinkokin Wakashu (New Collected Poems of Ancient and Modern Times of Japan)-240 Summer-1 …
夏歌 Summer 惜しめども とまらぬ春も あるものを いはぬにきたる 夏衣(なつごろも)かな 素性法師(そせいほうし) How we wish the comfortable spring would stay on…
み吉野は 山もかすみて 白雪の ふりにし里に 春は来にけり 摂政太政大臣 Has arrived at Yosino is the spring, where the mountain behind was dimmed…
Z家の系譜(1) Z家は元、三重県河芸郡明村字中縄(現・津市芸濃町中縄)に屋敷をかまる旧家であった。わたし(筆者)の父M(昭和3年生まれ)から4代前は、代々幸二郎を襲名し第12代目で、農地、山林を所有するとともに染物業「…
(時局短歌) さすがかな いかな有事に あろうとも アイラインには 手抜きは無しと Impressive is her care to make up her eyelines complete in any emerg…
新刊 英詩のリズムで読む新英訳百人一首 (ゼネラルCS出版) Kindle版 中湖 康太 (著) ‘Reading “The Hundred Poems by One Hundred Poets” in English …
98. 風(かぜ)そよぐ 楢(なら)の小川(をがは)の 夕暮(ゆふぐれ)は みそぎぞ夏(なつ)の しるしなりける 藤原家隆(ふじわらいえたか) (鑑賞) 風がそよそよと楢の葉に吹いている、この小川(御手洗川;みたらしがわ…
97. 来(こ)ぬ人(ひと)を まつほの浦の 夕(ゆふ)なぎに 焼(や)くや藻塩(もしほ)の 身(み)もこがれつつ 藤原定家(ふじわらさだいえ) (鑑賞) いくら待っても来ない人を待ち続けている。まつほの浦の夕なぎのころ…
94. み吉野(よしの)の 山の秋風 さ夜(よ)ふけて ふるさと寒く 衣(ころも)うるなり 藤原雅経(ふじわらまさつね) (鑑賞) 吉野の山の秋風が、夜がふけて吹きわたり ふるさと(=古く都のあった地)である吉野の里は寒…
92. わが袖(そで)は 潮干(しほひ)に見えぬ 沖(おき)の石(いし)の 人(ひと)こそ知(し)らね かわく間(ま)もなし 二条院讃岐(にじょういんさぬき) (鑑賞) わたしの袖は、引き潮の時にも海中に隠れて見えない沖…