東武東上線大山・中板橋・ときわ台駅 徒歩10分内 築10年内 1LDK賃料動向
東武東上線、大山駅、中板橋駅、ときわ台駅から徒歩10分以内の築10以内の1LDK (専有面積40~50㎡)の募集賃料について調べてみた。
SUUMOで、東武東上線大山駅、中板橋駅、ときわ台駅、徒歩10分以内、築年10年以内、1LDK、さらに専有面積40㎡以上、50㎡以下で検索をかけた。検索結果は物件総数468件とでてきた。重複と思われる物件を除きまとめたものが表1である。(但し、より実態を反映した賃料動向を把握するため、ここでは新築物件は除いている。)
全34件の平均は、築5.6年、駅徒歩6.5分、専有面積43.52㎡、賃料128,688円(管理費込)、 ㎡単価2,957円となった。
34件というのは1R、1Kに比べるとかなり少ない。やはり、都心近郊(東京駅に35分程)で1LDKというのは稀少性があるといえそうだ。
次に、同リストをマンションとアパートにわけてみたのが、表2である。マンション25件、アパート9件となった。
マンションの平均は、築6.0年、駅徒歩6.2分、専有面積43.70㎡、賃料132,655円(管理費込)、㎡単価3,036円。
アパートの平均は、築4.4年、駅徒歩7.4分、専有面積43.03㎡、賃料117,667円(管理費込)、㎡単価2,735円。
単純比較で、アパートはマンションに比べて㎡単価で9.9%低くなった。
上述したように、SUUMOの検索数は、468件であった(これには重複が含まれる)。
同じ3駅で、ワンルーム(1R)、1Kの駅徒歩10分以内、築10年以内、専有面積20~30㎡で検索すると、検索数は、3,475件と7.4倍になる。
都心に30分程度で、12~13万円で専有面積45㎡弱の1LDKというのは、利便性と経済性を兼ね備えており、稀少性があるといえるのではないだろうか。
他地域、より郊外の物件等の調査なども行い、評価をさらに進めていきたい。
by Kota Nakako