東武東上線ときわ台駅 徒歩10分内 築10年内 広め1R/1K(20~30㎡) 賃料動向

東武東上線ときわ台駅 徒歩10分内 築10年内 広め1R/1K(20~30㎡) 賃料動向

東武東上線ときわ台駅から徒歩10分以内の築10以内の専有面積が広めの1R、1K (専有面積20~30㎡)の募集賃料について調べてみた。20㎡以上としたのは、住環境としての快適性、テレワークの動向等、この水準がこれからのトレンドとなると考えたためである。

SUUMOで、東武東上線ときわ台駅、徒歩10分以内、築年10年以内、1R、1K、さらに専有面積20~30㎡の条件を付けて検索をかけた。検索結果は物件総数1,130件とでてきた。

1LDK、2LDKでは、大山駅、中板橋駅、ときわ台駅と3駅指定した。1R、1Kで同様に3駅で検索すると3,525件と物件数が3倍強になる。調査の便宜上、ときわ台駅のみに絞っても、市場の指標となる客観的な賃料水準を把握はできると推定、判断した。

さらに重複を除くと、下表(表1)の通り86件となる。但し、より市場の実態を反映した賃料水準を把握するため新築物件は除いている。

平均は、築6.2年、駅歩6分、専有面積25.21㎡、賃料98,360円(管理費含む)、㎡単価3,901円、となる。1LDK、2LDKと異なり、敷金・礼金無しとする物件が49件と半数以上に上る。これは、やはり供給数が多く、競争が激しいことを示していると推定される。

さらに、マンションとアパートの区分は、マンションが70件、アパートが16件となり、マンションが8割強を占めている。

マンション(表2)の平均は、築6年、駅歩6分、専有面積25.72㎡、賃料101,464円、㎡単価3,945円となる。

アパート(表3)の平均は、築6年、駅歩6分、専有面積22.98㎡、賃料84,781円、㎡単価3,689円となる。

築年、駅歩は同等だが、専有面積でアパートはマンションに対して10.7%小さく、㎡単価は6.5%低くなる。

募集件数がマンションの方が多いのは、需要を反映したものか、あるいは賃料水準が高いことからくる空室リスクを反映したものなのか。これについては、今後の調査分析の課題としたい。

 

表1: ときわ台駅1R, 1K 20-30㎡ 歩10分内、築10年内除く新築

表2: マンション ときわ台駅 歩10分以内 1R、1K 20-30㎡ 築10年内 除く新築

表3: アパート ときわ台駅 歩10分内、1R、1K 20-30㎡ 築10年内 除く新築

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